「ヒーローを引き抜く」大谷翔平のドジャース、まさかのFA流出が起こる!? 米メディア「再浮上するために…」
大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは今季、相次ぐ負傷によって先発投手陣の不足に悩まされた。さらに、今オフは貴重な先発投手であるウォーカー・ビューラー投手が、フリーエージェント(FA)で移籍する可能性がある。米メディア『スポーティング・ニュース』のジャクソン・ロバーツ記者が言及した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング ビューラーは今季のワールドシリーズで10イニング連続無失点に抑え、世界一に大きく貢献した。しかし、FAとなったビューラーをフィラデルフィア・フィリーズが狙う可能性がある。フィリーズは4人の優秀な先発投手がいるが、ローテーションを組むにはもう1人の投手が必要だ。 30歳のビューラーは右肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)前の調子を取り戻してきており、ベテラン右腕を獲得するには1年か2年の契約で済む可能性が高い。そこで、ビューラーの契約は2年総額3200万ドル(約50億円)になると予想されている。 貴重な先発投手の去就についてロバーツ氏は「フィリーズがワールドシリーズの優勝候補として再び台頭するためには、第5戦を負けに終わらせない方法を考えなければならない。そのために、ワールドシリーズを制したチームからヒーローを引き抜くという手段にでる可能性もある」と言及した。
ベースボールチャンネル編集部