<春へ走れ・’21センバツ東播磨>細やかに選手支える 3人のスタッフ紹介 /兵庫
19日開幕したセンバツに出場する東播磨を支える野球部スタッフを紹介する。【後藤奈緒】 ◇西尾圭司部長(58) 投手コーチ。報徳学園時代は投手だった。1期下に、夏の甲子園優勝投手で、近鉄などで活躍した金村義明さんがいる。西脇工、加古川西などで監督を務めた。「支えてもらっている人の心が動くような試合」を目指し、「選手が全力を出し切れるように」と細やかな目配りで選手らをサポートする。 ◇松本直樹副部長(38) 甲子園では、試合前ノッカーを担当する予定。八鹿、東播工を経て東播磨に赴任した2015年から副部長を務める。秋の大会では試合前にギャグを披露し、選手をリラックスさせた。「指導者の中で最も選手と年齢が近い分、監督との仲介役を」と円滑なコミュニケーションを心がけている。 ◇松本哲也副部長(46) 事務担当。県高野連役員で、高砂球場の主任も務める。県大会などで、高砂球場の手書きのスコアボードを準備する選手の姿に「裏方の仕事も一生懸命取り組んでくれる。そんな子たちが甲子園に立てるのがうれしい」と話し、試合当日は学校の応援責任者としてアルプススタンドから選手たちを見守る。 〔播磨・姫路版〕