26歳で初のセリエA出場、そしてアズーリへ セリエC、セリエBで戦ってきた苦労人MFが掴んだEUROへのチャンス
今月の親善試合でアピールできるか
15日、今月のベネズエラ、エクアドルとの親善試合へ向けたイタリア代表メンバーが発表された。 中盤ではアーセナルのジョルジーニョ、ローマのロレンツォ・ペッレグリーニ、インテルのニコロ・バレッラ、ダヴィデ・フラッテシ、ユヴェントスのマヌエル・ロカテッリら常連メンバーが選出される中、そこに新戦力として召集を受けたのがヴェローナ所属のマイケル・フォロルンショ(26)だ。 今季ヴェローナでセリエA27試合に出場して4ゴールを挙げているセントラルMFのフォロルンショだが、ここまでは苦労も多いキャリアだった。 ラツィオのアカデミーから2017年にセリエCのヴィルトゥス・フランカヴィッラに移籍したフォロルンショは、2019年にナポリと契約。 しかしナポリで出番を得ることはなく、バーリ、レッジーナ、ポルテノーネ、再びレッジーナ、バーリーとレンタル移籍を継続してきた。これは全てセリエBの戦いで、今季までフォロルンショはセリエAでの戦いを経験していなかったのだ。 今季はナポリからヴェローナにレンタル移籍しているのだが、そこで一気に評価を上げることになった。26歳とやや遅咲きかもしれないが、EURO2024のメンバー入りへアピールなるか。
構成/ザ・ワールド編集部