永瀬廉「濃い1日1日だった」 ドラマ『東京タワー』キャスト陣がクランクアップに万感の思い
ドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系/毎週土曜23時)がすべての撮影を終え、クランクアップを迎えた主演の永瀬廉(King & Prince)、共演の板谷由夏、松田元太(Travis Japan)、MEGUMIが思いを明かした。 【写真】松田元太「また1つ成長できた」 クランクアップの様子 江國香織による同名の恋愛小説『東京タワー』を日本で初めて連続ドラマ化した本作。永瀬演じる21歳の青年・小島透と、20歳以上年の離れた人妻・浅野詩史(板谷)、そして同じく21歳の大原耕二(松田)と主婦の川野喜美子(MEGUMI)の許されない愛を美しく描いてきた。 今作が恋愛ドラマ初主演だった永瀬をはじめ、『東京タワー』には、板谷、松田、MEGUMIにとってもそれぞれの初挑戦が詰まっていた。 情報解禁時、「刺激的なシーンも多いので、ファンの皆さんには確実に見たことのない僕をお見せすることができると思いますし、僕自身としてもレベルアップできる作品になるのでは」と語っていた永瀬。約1ヵ月半の撮影を終え、「僕の挑戦は、最後の最後まで本当に刺激的でした」と振り返り、「板谷さん演じる詩史さんが、透の良さ、真っすぐさ…僕の想像していなかった透をすごく引き出してくださった」と、板谷への感謝の思いを述べた。 一方、クランクイン前は不安と戸惑いが続いていたという板谷。「最初は尻込みしたんですけど、準備をする衣装部・メイク部、そして技術部の皆さんのおかげで詩史像が出来上がったと思っています。本当に助けられました」と、改めてスタッフ陣に感謝し、永瀬にも「一緒に二人三脚できたのが、永瀬廉くんでよかったです。短い間でしたけど、恋愛ができてよかった」と笑顔を向けた。 クランクイン前は「皆さんに新しい松田元太をお見せしたい!」と意気込んでいた松田。「挑戦的な役でもあり、自分に何ができて何ができないのか、撮影期間は自分と向き合いながら1つ1つトライできたので、また1つ成長できたのかなと思います」と、この1ヵ月半に確実な手応えを感じ取った様子。 「恋愛する役も、年下との恋愛も初めてのことばかり」と語っていたMEGUMIも、「20何年やってきて新しくやれることというのは少なくなってきているから、こういうチャンスをくださって本当にありがとうございました」とコメントを寄せた。 また、クランクアップに際し、印象に残っているシーンについてもコメントを寄せたキャスト陣。永瀬は第7話の「軽井沢のシーン」、そして板谷は第1話の「透と詩史の出会いのシーン」を挙げ、そのシーンへの思いも明かした。 全話での見逃し配信総再生数におけるオシドラサタデー枠歴代最高記録を第5話放送後のタイミングで超えるというスピード記録を達成した今作(ビデオリサーチにて算出/4月21日~5月30日)。「感謝の気持ちで一杯」(永瀬)、「たくさんの方に『東京タワー』の空気を感じてもらえているのが何よりうれしい」(松田)と口々に喜びのコメントを寄せ、来週末の第8話、そして再来週に控える最終回に向けても「透も、耕二も、どんな決断をするのか、最後まで見守って」(永瀬)、「『東京タワー』の世界観を最後まで堪能して」(板谷)、「耕二、そして喜美子さんの恋の行方にも注目です」(松田)と呼びかけた。 オシドラサタデー『東京タワー』は、テレビ朝日系にて毎週土曜23時放送。 キャスト陣のコメント全文は以下の通り。