諏訪魔デビュー20周年試合で石川修司とのタッグ復活「全日本に残って良かった」
諏訪魔「「石川が全日本のリングに戻ってきたことは、本当に大きな出来事です」
全日本プロレスは10月22日、後楽園ホールで「諏訪魔デビュー20周年記念試合」を開催した。試合はタッグ戦で、諏訪魔とパートナーのXが鈴木秀樹、近藤修司組と激突。 諏訪魔、石川、近藤、鈴木のバックステージコメント パートナーが誰になるのか注目される中、元全日本プロレスの石川修司が登場し、観客から大歓声が巻き起こった。 石川と諏訪魔はかつて「暴走大巨人」として名を馳せたコンビであり、久々の共闘に会場の期待が高まった。 「旗揚げ記念シリーズ2024」 日時:2024年10月22日(火)開始18時30分 会場:東京・後楽園ホール 観衆:1,296人 試合が始まると、諏訪魔はまず近藤と向かい合い、その後は鈴木とのエルボー合戦に突入。 場外では、諏訪魔の暴走がさらに激しくなり、この日デビューを果たしたばかりの長尾一大心にもイス攻撃を見舞うなど、試合を荒らし回った。 石川との連携技も見せ場となり、鈴木にサンドイッチラリアットを狙う場面では観客が熱狂した。 しかし、試合の終盤、サンドイッチラリアットが鈴木にかわされ、諏訪魔が石川に誤爆。 これにより、諏訪魔は孤立し、全日本の選手たちが次々にリングに上がり、諏訪魔に連続攻撃を仕掛けた。 特に、セコンドにいた佐藤光留の指示で次々にラリアットやエルボーが飛び交い、最後は鈴木のダブルアームスープレックスで諏訪魔がフォールされ、試合は16分31秒で幕を閉じた。 試合後にはセレモニーが行われ、渕正信や和田京平レフェリーが花束を贈り、ビデオメッセージでは天龍源一郎さんや武藤敬司さんが祝福の言葉を寄せた。 渕は「諏訪魔の20年は決して楽な道のりではなかった。諏訪魔が全日本に残ってくれたおかげで、今の全日本プロレスがある」とその功績を称えた。 諏訪魔も感慨深げにマイクを握り、「今日ここにいる皆さんに感謝します。20年続けてきたからこそ、全日本に残ってよかったと思います。これからも全日本プロレスを盛り上げていくために全力を尽くしていきます」と決意を新たに語った。 た、石川との再タッグについて「石川が全日本のリングに戻ってきたことは、本当に大きな出来事です。断られても最後までお願いし続けた甲斐がありました」と感謝の気持ちを表した。 石川も「大きな貸しを作ったので、これから一生かけて返してもらおうと思っています」とユーモアを交えながら応じ、観客の笑いを誘った。20年のキャリアを誇る諏訪魔は、これからも全日本プロレスの未来を背負い、さらなる飛躍を誓った。
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