夏の甲子園2度出場の茨城東、部員4人からの挑戦 復活への取り組みに迫る
就任して2年目の大友監督は「野球を楽しく、一生懸命に、というのが根本にあります。3年間、スタンドで終わる高校野球ではなく、1年生から(練習や試合に参加)できる環境が茨城東にはあります。これから入学する子供たちにもアピールしていきたい」と語った。
平日は学校で、週末は茨城東か那珂湊のグラウンドで合同練習をこなす。連合チームとして5試合目、6月15日に臨んだ竜ケ崎南との練習試合は11-5で勝利。今夏の茨城大会は7月13日の初戦でウェルネスと対戦する。
■7月の茨城大会に臨む部員らの声
◆ただ一人の3年生で、主将の木野内海澄内野手 「これまでコールドゲームで負けることが多かったので、9回を戦い抜きたい」
◆井坂颯真内野手(2年) 「人数が少ない中でも、できる範囲で練習をしています。3年生にとっては最後の試合なので勝たせてあげたい」
◆米坂亮太外野手(2年) 「入学式に大友先生(監督)に野球部に誘われました。先生方が一生懸命、教えてくださる。最後まで粘って戦いたい」
◆飯村寿也外野手(1年) 「甲子園に2回出て設備もいいので(茨城東で)野球をやろうと思いました。1年生でベンチに入れるので、この経験を来年以降に生かしたい」
◆声を張り上げながらノックを打つ仲澤脩斗部長 「静かになると選手がダラダラしてしまうので(声を出すことを心掛けている)。試合では練習の成果を出してほしい」