スペイン代表にさらなる負傷者…ジェレミ・ピノが筋肉系トラブルでチーム離脱
RFEF(スペインサッカー連盟)は10日、10月のUEFAネーションズリーグ(UNL)を戦うスペイン代表メンバーから、FWジェレミ・ピノ(ビジャレアル)が離脱することを発表した。 REEFからの発表によると、ピノは筋肉系トラブルを抱えた状態でスペイン代表に合流していたという。インターナショナルマッチウィーク前最後の開催となった10月6日のラ・リーガ第6節レアル・マドリード戦(●0-2)、ピノは後半途中からピッチに立ったが、同試合にて違和感を覚えたとのこと。ケガの程度は深刻なものではなく、12日に控えたデンマーク代表戦に向けて調整を続けていたものの、負傷のリスクを考慮した結果、出場を断念。選手の健康を最優先する形で、トレーニングキャンプを離脱することが決定した。 昨年11月に左ひざ前十字じん帯断裂の大ケガに見舞われたピノは、以降は2023-24シーズンの公式戦全試合を欠場。今シーズン開幕戦より公式戦のピッチに戻ってきており、ここまでラ・リーガ7試合に出場。今回のインターナショナルマッチウィークでは約1年ぶりのスペイン代表復帰を果たしていたが、無念の負傷離脱となった。 スペイン代表は10月12日にムルシアにてデンマーク代表と、15日にコルドバにてセルビア代表と対戦予定。大事なホーム2連戦に臨むメンバーは10月4日に発表されていたが、同メンバーからDFダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)、FWフェラン・トーレス(バルセロナ)、FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ)が負傷離脱。FWブライアン・ヒル(ジローナ)、FWブライアン・サラゴサ(オサスナ)、MFセルヒオ・ゴメス(レアル・ソシエダ)を追加招集していたが、コンディション不良によりB・ヒルまでも活動参加を見合わせる事態となっていた。 それだけでなく、元来“ラ・ロハ”の中核を担っていたGKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)、DFロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)、MFロドリ(マンチェスター・シティ/イングランド)、MFダニ・オルモ(バルセロナ)、MFガビ(バルセロナ)も負傷の関係で今回は招集できていない。ピノに変わる追加招集選手はおらず、満身創痍のなかでホーム2連戦を戦うこととなる。
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