【U23日本代表】大学4年の柏DF関根大輝が五輪代表「正座して見ていた。寝られなかった」
日本サッカー協会(JFA)は3日、都内でU-23(23歳以下)日本代表パリ五輪(オリンピック)メンバー18人を発表した。柏レイソルから選出されたDF関根大輝(21)が練習後、取材に対応し喜びを語った。 【一覧】サッカー男子日本代表メンバー 代表発表はロッカールームで、バックアップメンバーに入ったGK佐々木雅士、チームの先輩の熊沢和希と見ていた。関根は正座して見たことを明かし「めっちゃ喜びました。相当ドキドキして昨日はあまり寝られませんでした」と話した。 拓大4年で、パリ五輪を直近の目標に掲げ、1年前倒しでプロとして柏に加入した。開幕から先発をつかみ、クラブで結果を残しての念願成就。「レイソルに加入したことがここにつながった。スピードの基準だったり、Jで早くからやらせてもらえたからこそ、こういうレベルまで来られた。送り出してくれた拓殖大学にも、感謝している」と話した。 4月のパリ五輪のアジア最終予選を兼ねたU-23アジア杯で主力に上り詰め、優勝に貢献するも、チームに戻ってからのプレーは精彩を欠いた。ライバルの調子を気に懸け、代表にふさわしいプレーをしないといけないと空回り。井原正巳監督やコーチ陣から「レイソルのためにプレーするのが1番だし、それが代表につながる」とアドバイスされ、気持ちも楽になった。「調子も上がらずすごくきつかった時期だった。周りを気にする自分の悪いところが出てしまいました」と今では笑って振り返る。 目標のパリ五輪へ「自分の特長はクロスや攻撃参加の部分。メダルを取ることがチームのミッション。そこを目指してやっていきたい」と意気込んだ。