海外クラブに推薦したい10代日本人(8)圧倒的デュエル!系譜を継ぐ頼れるキャプテン
Jリーグを経て海外に活躍の場を求める選手は毎年おり、近年では高校卒業と同時に海を渡る例も少なくない。また、明治安田生命Jリーグの2023シーズンも大半が終わったこの時期は、来季に向けての去就にも注目が集まる。今回は、国内でプレーする10代選手から海外クラブが注目するに値する日本人を紹介する。
DF:小杉啓太(こすぎ・けいた) 生年月日:2006年3月18日(17歳) 所属クラブ:湘南ベルマーレU-18 現サッカー日本代表キャプテンの遠藤航は2016年のリオ五輪、ヴィッセル神戸MF齊藤未月は2019年のFIFA U-20ワールドカップでそれぞれ主将を務めた。彼らを輩出した湘南ベルマーレU-18に在籍する小杉啓太は、U-17日本代表のキャプテンとしてFIFAU-17ワールドカップに出場した。 遠藤や齊藤と同じように早生まれで、この年代では最高学年だった。168cmと上背はないが、大柄な相手にも負けない身体の強さがあり、湘南らしいデュエルの強さを強みとする。90分落ちない運動量を武器に左サイドを何度も駆け上がり、チャンスを作り出すプレーも魅力だ。 現在は高校3年生で、同学年の石井久継は2種登録されてすでにトップチームの公式戦にも出場し、 来季のトップチーム昇格が内定している。世界を経験した小杉は、これからどのようなキャリアを歩んでいくの だろうか。
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