食べ盛りの子どもがいるのに、「お米」が売ってない&売っていても高い!…できるだけ安く買いたいのですが、皆さんどこで買っているのでしょうか?
2024年8月時点で米不足が深刻な問題となっており「スーパーやドラッグストアなどにお米が売っていない」「お米が売っていても高くて手が出ない」という声を耳にする機会も多いのではないでしょうか。 お米を購入しようと思ったものの、米売り場には麺や餅が置かれていたなどのケースも見られます。これまで気軽に欲しいタイミングでお米を購入できたにも関わらず、入手できなければ他の食品で代用することを余儀なくされるでしょう。 本記事では、お米が高い理由をはじめ、お米の価格が高騰するなかできるだけ安く手に入れるために利用したい方法を解説します。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
お米が高い理由
2024年8月時点で、お米の価格が高騰する主な理由は以下のとおりです。 ・2023年の猛暑 ・少雨の影響による水不足 ・インバウンド回復による外食需要の拡大 上記の理由でお米の流通が不足したり、消費が増えて受給が逼迫(ひっぱく)したことによりお米の価格高騰という事態が発生しています。その他にも、地震や災害に備えて備蓄用のお米を買いだめした人が多かったり、訪日外国人の増加でお米の消費が増えたりしたことなども原因としてあげられます。 なお、お米の価格高騰は半永久に続くわけではありません。新米が出て価格が落ち着くことも想定できるので、様子を見ながら少しずつ購入する、お米以外の食品を代用するといった方法も取り入れてみてください。 ■1ヶ月あたりのお米にかかる支出 総務省統計局の「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年」によると、1ヶ月あたりの消費支出のうちお米にかかる支出の全国平均額は1632円です。 また、地域別のお米にかかる支出は図表1のとおりで、北海道や沖縄地方では全国平均を大きく上回る一方、東北や四国地方では大きく下回っています。 【図表1】
※総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年」より筆者作成