メガネのほうが安上がりだろうと思っていたのですが、「コンタクトのほうが安くつく」って聞きました。本当でしょうか?
メガネやコンタクトレンズにかかる費用は年間では大きな出費となるため、何とかして節約したいと思う方もいらっしゃるでしょう。一般的にメガネのほうがコンタクトレンズよりも安いというイメージがありますが、実際にはどうなのか気になる人もいるでしょう。 そこで本記事では、メガネとコンタクトレンズにかかる費用について詳しく解説します。
メガネとコンタクトはどちらが高い?
総務省統計局の「家計調査 家計収支編 2023年」によると、メガネの年間支出平均金額は5081円、コンタクトレンズは3570円となっており、メガネのほうがコンタクトレンズよりも高くなっています。 ただし、コンタクトレンズには、「1日タイプ」「2週間タイプ」「1ヶ月タイプ」「ハードレンズ」「ソフトレンズ」などさまざまなタイプがあります。どのレンズを選択するかによって使うケア用品の費用も大きく変わるため、トータルで計算してメガネとコンタクトレンズのどちらが安いか一概に断言することはできません。
メガネやコンタクトレンズはケア用品も必要
メガネやコンタクトレンズを購入する場合には、以下のようなケア用品が必要となります。 <メガネのケア用品> ・メガネケース ・メガネ拭き ・曇り止め ・レンズクリーナー <コンタクトレンズのケア用品> ・コンタクトケース ・コンタクト洗浄機(ハード・ソフト) ・洗浄、保存液 ・洗眼薬 メガネは、メガネ拭きさえあれば「レンズクリーナー」や「曇り止め」は必須ではないケースもあるため、長期的に考えるとケア費用にあまりお金はかかりません。一方コンタクトレンズでは、ワンデータイプの使い捨てならケア用品が不要ですが、ハードやソフトを使用する場合には「コンタクト洗浄機」や「洗浄、保存液」が必須となるため、メガネよりケア用品にかかる費用が高くなりやすいです。 また、コンタクトレンズは装用したまま寝てしまうと、目に酸素や涙が行きわたらなくなってしまい、目の病気を引き起こしてしまう可能性があります。ほかにも、装着時に指や爪で目を傷つけてしまうケースもありますので、コンタクトを使う場合には、正しい使い方をして入念に気をつけましょう。