年末ジャンボ宝くじ10億円当たったら毎月いくら使える? 年代別の取り崩しシミュレーション
2024年の年末ジャンボ宝くじは1等前後賞合わせて10億円です。1等が当たる確率は非常に低いとわかっていてもワクワクするものです。 【画像】10億円当せんした場合 今回は当せん後の手続きや、当せん金を運用しながら毎月いくら取り崩しができるかを年代別にシミュレーションしました。また、実際に1等が当たる確率がどれくらいなのかも確認してみます。 1等10億円の夢と現実を覗いてみましょう。
もし当たったら何する? 税金はかかるの?
夢の1等10億円、当たったらどんな気持ちになるでしょうか。まずは手続きを進めていきましょう。 宝くじ売り場で購入した宝くじの場合、支払開始日から1年以内に受け取りが必要です。一方、宝くじ公式サイト・銀行のインターネットサイト・ATMで購入した当せん金は自動振り込みされます。 10億円が入金され、入出金明細に「1000000000」と表記されるのは、なんとも壮観ですね。 では、税金が引かれず「1000000000」の表記は見られるのでしょうか。実は、当せん金付証票法の第13条に「当せん金付証票の当せん金品については、所得税を課さない」と記されています。宝くじの当せん金には所得税はかからず、まるまる手取りとなります。
当せん金を分けたら税金はかかる
ただ気を付けないといけないのは、当せん金を親族や友人に分けた場合は贈与税が発生します。 例えば5億円を夫婦間で贈与したら、約2億7千万円の贈与税になります。また、当せん者が亡くなった場合も相続財産となりますので、相続税の対象になります。相続税や贈与税の確定申告漏れがないようにしましょう。 宝くじの公式サイトでは複数名での共同購入ができます。例えば、10人で同じ枚数ずつ共同購入し10億円当せんした場合は、1人1億円が当せん金となり、全員所得税はかかりません。共同購入する場合は公式サイトがおすすめです。
当せん金を100歳まで毎月取り崩したらいくらになる?
では、実際1人で10億円当せんした場合、毎月いくら取り崩せるか夢のシミュレーションをしてみましょう。 なんと、何も運用せず利回り0%でも、25歳から100歳まで毎月約110万円引き出すことが可能です。さらに利回り3%や5%で運用できたら、年収額ほどの金額が毎月引き出せる計算になりました。 10億円の半分を家や別荘、クルーザーなど高額なものに費やしたとしても、まだまだ余りありますね。 宝くじは当たったら身の危険があるため、他人には言わないのが鉄則のようですが、これだけ毎月使える額があると、散財してしまい隠し通せない人も多いのでは、と思います。万一当せんしたら一番先に考えるべきはセキュリティィ対策かもしれませんね。