【大学野球】侍ジャパントップチーム入りした明大・宗山塁の学生レベルを超越した自己分析
明大主将としての立場
自身だけの経験ではない。明大の主将・宗山としての立場もある。 「野球への取り組み方、それ以外のところでも、どういうふうに野球につなげているのか。実際に一緒にやってみないと分からないので、自分を含め、チームに戻ってから還元できればいいと思います」 前日練習を含めて3日間、勉強の場だが、決して、一流プロを前にしても臆する部分は一切ない。取材対応で2度、繰り返した。「勝負する気持ちで行きたい」と、眼光を鋭くさせていたのが印象的だった。「不安要素もあるんですけど、自分の出せるもの、すべてを出し切る気持ちでやっていく」。東京六大学で「20年に一人」と言われる逸材は22年ドラフト対象選手の中でも1位、23年ドラフト対象でも1位と評価されていた。トップチームでのパフォーマンスから目が離せない。 文=岡本朋祐
週刊ベースボール