【バドミントン カナダオープン2024】渡邉航貴がSuper500で初優勝! 中西&岩永は今季4回目のV達成!
7月7日に開催されたBWFワールドツアー・カナダオープン(カルガリー/Super500)最終日は、各種目決勝戦が行なわれた。日本からは男子シングルスの渡邉航貴、女子ダブルスの中西貴映/岩永鈴が決勝を戦い、ともに優勝をつかんだ。 女子ダブルスの中西/岩永は、前週のUSオープン(S300)に続く連続優勝を果たした。決勝は、Super500で初の決勝進出となった台湾の許尹鏸(シュー・インフイ)/林芝昀(リン・ジーユン)と対戦。第1ゲームは前半から競り合う展開となり、スコアは離れずに13-12。すると、ここからペースをつかんだ中西/岩永が7連続得点を奪い、21-13で先制する。第2ゲームに入ると、第1ゲームと同じく前半はポイントの取り合いとなったが、日本ペアが再び中盤に連続得点でリード。最後も21-13で制し、中西/岩永が2週連続でタイトルを手にした。 準決勝で日本の田中湧士を下して決勝に進出した渡邉は、フランスのアレックス・ラニエと激突。第1ゲームは終盤まで互いにリードを許さず、接戦のまま20オール。最後はラニエが2連取して、渡邉は第1ゲームを落とした。 第2ゲームに入ると、ペースを掌握したのは渡邉。14-7と大量リードを奪う。途中、連続失点を喫して16-15まで点差を縮められた渡邉だったが、なんとか相手の追走を振り切り21-17でファイナルゲームへ。ねばり強さを見せた渡邉は、最終ゲームで失速するラニエから一気にポイントを奪い、21-6で勝利。初めてS500のタイトルを獲得した。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO