Nothing、外観カスタマイズ可能なスマホ「CMF Phone 1」
Nothing Japanは、同社サブブランド・CMF初のスマートフォン「CMF Phone 1」を10月1日より発売する。ストレージ容量128GBモデルと256GBモデルの2ラインナップ展開で、ともにブラック/オレンジ/ライフグリーンの3色を用意。 カスタマイズ用アクセサリーも用意 256GBモデルは同社公式サイトにて、44,800円(税込)の価格で9月27日より予約受付を開始。128GBモデルはIIJmioにて、39,800円(税込)で10月1日より販売される。 Nothingでは7月にCMFブランドの完全ワイヤレス「Buds Pro 2」とスマートウォッチ「Watch Pro 2」、およびCMF Phone 1を本国発表していた。うちBuds Pro 2とWatch Pro 2は日本でもすでに販売されていたが、この度CMF Phone 1の国内販売もスタートされるかたちだ。 最大の特徴が、カスタマイズ可能な本体デザイン。ネジ止めされた背面ケースは自由に付け替えることができるほか、上からカードホルダーを装着することが可能。背面右下のホイールパーツ部にはスマホスタンドやストラップなどを取り付けることができる。これらアクセサリー類は同社サイトにて販売される。 SoCにはMediaTekの8コア4nmプロセスチップ「Dimensity 7300」を搭載。メモリはRAMブースターを備え、8GBのストレージの拡張によって最大16GB RAMになるため、元々のメモリがいっぱいになってもアプリをバックグラウンドで動かし続けられるという。ストレージはmicroSDカードで最大2TBまで拡張可能。 ディスプレイは6.67インチのスーパーAMOLEDディスプレイで、解像度は2400×1080。120Hzのアダプティブリフレッシュレート対応で、ピーク輝度は2000nit(通常輝度:700nit)。HDR 10+に対応し、1,000,000:1のコントラスト比を実現している。 カメラは50MPのソニー製リアカメラと16MPのインカメラを搭載。Nothingブランドで展開するスマホに採用している画像エンジンのバージョンアップ版となる「TrueLensエンジン2.0」を搭載し、AIヴィヴィッドモードや、Ultra XDRなどの機能も装備している。Ultra XDRはGoogleと共同開発したもので、露出や露光、ブライトネスなどを最適化し、実際に見ているイメージを損なうことのない画像処理をしてくれるという。 OSはAndroid 14をベースにしたNothing OS 2.6を搭載。Wi-FiはWi-Fi 6やMU-MIMOにも対応し、BluetoothはVer.5.3をサポート。Nothingブランドの他スマホ製品同様にChatGPTも統合されている。 バッテリーは5000mAhで、1回の充電で最大2日間の使用が可能だとアピール。20分で50%の充電が可能な33W高速充電や5Wリバース充電といった機能も備えるが、ワイヤレス充電は非対応となる。 ほか、本体にはアンダーディスプレイ指紋センサーやIP52の防塵・防水性能などを装備。外形寸法は77W×164H×8Dmmで、質量は197g(ともに標準時)。 先述の通り128GBモデルはIIJmioでの販売で、限定の発売記念BOXも用意。他社からの乗り換えで利用する場合、本体と完全ワイヤレス「CMF Buds」のセットを34,800円(税込)で購入することが可能だ。
編集部:杉山康介