2年前に買った洗濯機を掃除していないと話したら、「汚い…」と友人に言われました。洗濯機の掃除はどのくらいの頻度でやるべきなのでしょうか?
洗濯機の掃除頻度は、人それぞれです。購入してから一度も掃除していない方もいるでしょうが、衛生面や節約の観点から、洗濯機は定期的に掃除することをおすすめします。 本記事では、洗濯機の掃除頻度の目安や使用するクリーナーの種類、掃除をさぼった際のリスクなどを紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
【パーツ別】洗濯機の掃除頻度
洗濯機の掃除頻度は、パーツによって異なります。可能であれば一度に全体を掃除したいところですが、難しい場合はパーツごとに掃除を行いましょう。ここでは、パーツごとの掃除頻度と掃除方法を紹介します。 ■糸くずフィルターは週1回が目安 糸くずフィルターとは、洗濯物から落ちる繊維や小さなゴミが衣類に絡まないようキャッチする役割をもつパーツです。掃除の目安はおよそ週1回ですが、ペットを飼っていて細かい毛が衣類に付着しやすい場合や、毛布やタオルなどの繊維が細かい衣類を洗濯する機会が多い場合などは、さらにこまめに掃除したほうがよいでしょう。 フィルター掃除には、特別な道具を必要としません。そのため、日常的に短期間で掃除可能なパーツといえます。フィルターを掃除せずにゴミがたまったまま放置していると、洗浄力の低下や悪臭をまねく原因になるため注意しましょう。 ■排水溝は月1回が目安 排水溝の掃除は、月1回を目安に行いましょう。ただし、排水溝の汚れ具合は使用頻度や衣類の汚れ具合によって異なるため、洗濯の排水時に水の流れが悪い、変なにおいがするなどのサインが現れたら、掃除の頻度を増やすことをおすすめします。 ■そのほかのパーツの頻度 そのほか、洗剤トレイは湿気が高くせっけんカスや柔軟剤の残りがたまりやすいパーツです。湿ったまま放置するとカビが生じるおそれがあるため、週に1回ほど掃除しましょう。 また、乾燥機能を使用すると乾燥フィルターにほこりがたまっていきます。ほこりを放置すると乾燥効率が低下し、電気代が増えてしまう可能性があります。 掃除する際は、フィルターを洗濯機から取り外し、掃除機でほこりを吸い取っていきましょう。汚れが落ちにくい場合は中性洗剤でフィルターを優しく洗い、しっかりと乾燥させてからつけ直してください。