専大、創部100年に花 2年ぶり72度目本戦へ チーム日本人トップの新井友裕「エースとしてチームを引っ張っていきたい」/箱根駅伝予選会
第101回東京箱根間往復大学駅伝予選会(19日、東京・陸上自衛隊立川駐屯地~国営昭和記念公園=21・0975キロ)43校が参加して行われ、各校上位10人の合計タイムで立大が1位で3年連続30度目の本大会(来年1月2、3日)出場を決めた。2位の専大、3位の山梨学院大など10校が出場権を獲得した。5位の中央学院大はエースの吉田礼志(4年)が日本人トップの1時間3分29秒をマーク。一方、エースを欠いた東農大は10位の順大とわずか1秒差の11位、2019年大会総合優勝の東海大はゴール直前で選手が棄権するアクシデントもあり、14位で落選した。 創部100年目を迎えた専大が、2位で2年ぶり72度目の本戦出場権を獲得した。ケニア出身のダンカン・マイナ(1年)が全体3位の快走。仲間も続き、昨年の予選会で18位に沈んだ悔しさを晴らした。チーム2番手の21位だった新井友裕(3年)は「(チームで)日本人トップは当たり前。自分がいる間はしっかりエースとしてチームを引っ張っていきたい」と自覚も口にした。