AMGは魔性の味のリンゴって? 本性はエンジン
『カーセンサーEDGE』12月号(発行:リクルート)の特集は「AMGの本性」。メルセデスベンツの高性能車開発部門であり、そのブランドであり、現在はモータースポーツ部門でもある。12月号ではこのAMGについてみっちり紹介している。 【画像全4枚】
1960年代にダイムラーベンツで競技用の高性能エンジン部門にいたハンス・ヴェルナー・アウフレヒトは、1967年に退社し、同僚の技術者エアハルト・メルヒャーとともにメルセデスベンツ専門のチューニング工房を設立したのがAMGの始まりだ。
「AMGの本性、その真骨頂とは『エンジン性能』だ」と『カーセンサーEDGE』は説く。アウフレヒトとメルヒャーが独立しての初手はW109『300SEL』だった。レース車両のベースにSクラスを選び、『600プルマン』専用だった6.3L・V8を押し込んだのだ。総合力が勝負のレース界にあって、AMGの最大の魅力はエンジンであり続けたという。
ストリートのチューナーとして1970年代から1980年代を過ごしたAMGは、1988年にメルセデスベンツが人気のDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)へ参戦する際に、レース活動組織として指名される。同時に、メルセデスベンツと市販モデルや販売の面でもパートナー契約を交わす。さらに1990年代にダイムラ一の傘下へと収まり、現在はメルセデスベンツ・グループの人気ブランド「メルセデスAMG」になっている。
AMGのマークには、本拠地のアファルターバッハの市章の林檎の木が引用されている。アファルターバッハの林檎は「□魔性の味□なのだ」と『カーセンサーEDGE』。
気になるコンテンツ……●FEATURE OF AMG エー・エム・ジーの本性●Car as Art! LAND ROVER RANGE ROVER AUTOBIOGRAPHY P550e●EDGE Voice●EDGE ANGLE●クルマの達人●テリー伊藤の実車見聞録 Volkswagen up! GTI●Ken Okuyamaの愛するクルマ Alfa Roeo 4C●愛すべき早すぎたクルマたち 三菱 デボネア
★出版・編集関連事業に携わる方々へ:御社で発行されるモビリティ(自動車、モーターサイクルなど)関連書籍/雑誌を当編集部までお送りください。『レスポンス』サイト上にて紹介いたします。送り先は「〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー17階 株式会社イード『レスポンス』編集部」。
レスポンス 高木啓