「おでこのシワ」を消す方法を皮膚科医が解説!先進的なスキンケア成分と美容施術で厄介なシワを防ぐ
ケミカルピーリング
ガーシック医師いわくケミカルピーリングは、角質を取り除き、コラーゲンの生成を促すことで皮膚の表面を滑らかにして、結果的にシワを目立たなくする美容施術。ケミカルピーリングには複数の種類があるので、皮膚科医と相談しながら自分にとってベストなオプションを選択しよう。
おでこのシワを防ぐには?
第一の防御策はスキンケア。基本的に、既存のシワを改善するためのスキンケアは新しいシワの予防にも効果的。シワの主な要因の1つは紫外線なので、おでこにも日焼け止めを。「ブロードスペクトラムでSPF30以上の日焼け止めを毎日塗りましょう」とジャリマン医師。「できれば酸化亜鉛が高濃度で含まれている日焼け止めを使ってください」 日焼け止めを塗る癖をつけたら、ビタミンCやレチノール/レチノイドなどのスキンケア成分を局部的に使ってみよう。ビタミンCは日焼け止めと協力して「コラーゲン分解の一因となるフリーラジカルの攻撃を食い止めます」とガーシック医師。「一方のレチノイドはコラーゲンの生成を促進し、肌の状態を全体的に改善します」。ただし、ビタミンCとレチノールの併用は、肌の炎症を引き起こす可能性があるので一般的に勧められない。
おでこのシワの原因は?
シワには、顔を動かしているときに現れる“動的なシワ”と、長年かけて作られて顔を動かしていないときにも現れる“静的なシワ”があるけれど、ガーシック医師いわく私たちの顔の動きは両タイプのシワの主要因。「表情が豊かであるがゆえに顔面の筋肉が強い人は、若いうちからシワが目立つかもしれません」。顔面の筋肉を麻痺させて動的なシワと静的なシワの両方を予防・治療するボトックス注射は、こうした理由から選ばれる。でも、ボトックス注射は人によって合う合わないがあり、解決策は他にもあるので、皮膚科医と相談しながら自分に合ったオプションを見つけよう。 コラーゲンの喪失も、おでこをはじめとした顔のシワの原因になる。ジャリマン医師によると、コラーゲンとエラスチン(いずれも肌の強さと若々しさを保つ上で不可欠な組織)が分解される最大の理由は日焼け。ガーシック医師の話では、喫煙もコラーゲンの分解を早めてシワをできやすくする。 ※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。