ドジャース・山本由伸投手

ナ・リーグ、リーグ優勝決定シリーズ第4戦（メッツ2―10ドジャース、ドジャース3勝1敗、17日、ニューヨーク）米大リーグのポストシーズン（PS）は、ナ・リーグのリーグ優勝決定シリーズ（7回戦制）第4戦がシティ・フィールドで行われた。ドジャース・大谷翔平投手（30）は「1番・DH」で出場。6打席立ち3打数1安打、1本塁打1打点3四球。先発した山本由伸投手（26）は五回途中4安打2失点8奪三振を力投を見せた。山本は試合後の会見に出席し、この日の投球を振り返った。主な一問一答は以下の通り。 【写真】先頭打者本塁打の大谷、ベンチに戻ると笑顔満開に ――この日の投球 「一回から失点してしまったんですけど、何とか最少失点に抑えられたことはよかったところかなと思うのと、右打者が多くいたのでスライダーが多少多くなりましたけど、とにかくチームが勝てたのでいい投球だったかなと思います」 ――大谷とベッツの本塁打 「何とかリードを守ろうと思いながら投げていましたし、追加点をとってもらえたので多少、気持ちに余裕を持って投げることができたかなと思います」 ――日本シリーズで130球近く投げたが、球数の違いでアプローチの変化はあるか 「基本はとにかく1イニングずつ抑えるというところは、自分の投球の中の基本なので、そこは変わらず相手の打者一人一人に集中して投げています」 ――PS3試合目で感覚よくなっているか 「しっかり落ち着いて投球ができていますけど、一発勝負になる試合が多く、一発も多いので油断することなく1球1球投球しています」 ――日本でブルペン陣と試合をつくることはあったか。メジャーでそういう試合をつくる感覚は 「多少、采配は違いはありますけど、日本ももちろんリリーバーがいますし、でも基本は先発が7回くらいまで投げることが多いんですけど、こっちは早い展開から救援の方が出てきてくれてきょうも抑えてもらえたのので、どちらがいいとかは特にないですけど、きょうはすごく助かりました」