1位・町田、6位・東京V、8位・FC東京とJ1首都3クラブの中で最下位の現状をどう捉えているか。高宇洋、遠藤渓太の共通した答は?
「自分たちの現在地」
2024年9月14日、FC東京が名古屋グランパスを4-1と破って久しぶりに勝点3を積み上げた。ようやく悪い流れを断ち切ったが、30節を終えたJ1リーグの順位表を見ると、FC東京は8位。1位のFC町田ゼルビア、6位の東京ヴェルディより下の順位で、J1首都3クラブの中で“最下位”なのである。 【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集! この現状をどう捉えているか。名古屋に勝ったタイミングで、高宇洋にそれを訊いてみた。すると--。 「ファン・サポーター的には気になると思いますが、僕はそこまで気にしていません。他のどのクラブよりも上にいたい。一番上に行くためにここにいるわけで。その意味で今の順位は悔しいです。継続して白星を積み上げたいです」 この日、高のゴールをアシストした遠藤渓太も、首都3クラブで最下位の現状を「気にしていない」。 「自分たちのせいでそうなっているだけで、実力不足としか言いようがない。特に意識もしていなければ、それが自分たちの現在地です」 何より大事なのは最終順位なのだろう。ここからのFC東京の逆襲に期待したい。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)