バイエルンが再び日本人を獲得? ノイアーの後釜に指名…獲得候補リスト入りと現地紙報道
パルマGK鈴木彩艶にバイエルンが関心
イタリア1部パルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶は、移籍1年目ながらチームの守護神として躍動している。そんななか、世界的な強豪のドイツ1部バイエルン・ミュンヘンが注目していると現地紙が報じた。 【実際の動画】「ネコのような反応」 絶体絶命…鈴木彩艶が右手1本で決定機阻止の瞬間 現在22歳の鈴木は浦和の下部組織で小学生年代から所属。順調に昇格して浦和史上最年少のプロ契約をしてトップチームへ加わると、2021年にはルヴァン杯でニューヒーロー賞も獲得した。同年には飛び級で東京五輪のメンバーに入り、22年には日本代表デビューも果たした。そして、23年夏にベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、今夏にパルマへと活躍の場を移した。 パルマでは開幕から守護神の座に就くと、1試合の出場停止を除き全試合でゴールマウスを守っている。そのなかで、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が「冬休み中にバイエルンでは重要な決断が下されることになる」と現状のGK陣容に注目。守護神にはGKマヌエル・ノイアーがいるが、現在38歳と大ベテランであり、クラブとの契約は同年6月末まで。契約延長が既定路線と報じられているが、中長期的には後継者探しがバイエルンの課題となっている。 また、セカンドGKには36歳のスヴェン・ウルライヒ、シュツットガルトへレンタル移籍中のドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベルがいるなかで、現地紙はブライトン所属のオランダ代表GKバルト・フェルブルッヘンと、鈴木の2人がバイエルンの獲得候補リストに名を連ねていると報じている。 移籍1年目から昇格チームを最後尾から支えている鈴木。代表でも守護神を務めるが、今後の去就にも注目が集まる。
FOOTBALL ZONE編集部