鈴木宗男氏、「最初からパワハラありき、知事問題ありの構図ではなかったか」斎藤元彦氏が再選された兵庫県知事選に言及
参院議員の鈴木宗男氏が18日、自身のブログを更新。17日に投開票され、前職の斎藤元彦氏(47)が再選された兵庫県知事選に言及した。 知事失職に伴う兵庫県知事選は、無所属で前職の斎藤氏が、元尼崎市長の稲村和美氏(52)ら無所属6新人を破り、再選を果たした。選挙戦では、パワハラなどの疑惑告発文書問題で失職した斎藤氏への評価などが問われた。 鈴木氏は「出直し選挙に打って出た斉藤元彦前知事が圧勝とも言える堂々たる当選を果たした。議会の対応、判断に県民はノーを突き付けたのである」ときっぱり。さらに「そもそもパワハラがあったかどうかの事実関係をよく調査もせず、最初からパワハラありき斉藤知事問題ありの構図ではなかったか」と疑問を投げかけ、鈴木氏自身が仕事に厳しく、「永田町では鈴木事務所は『鬼の事務所』と言われている」と自ら紹介。「組織の長、責任者として部下がきちんと仕事をしていないと感じたなら指導、注意は当然である」と言い切った。 選挙戦を報じたメディアに対しても「しっかり調査、検証すべき」と注文を付け、今後は「県議会の百条委員会のやり方が正しかったかどうか県議会が責任を受ける立場になる」とした。
中日スポーツ