「それが代表」三笘薫がサッカー日本代表で求められること。「そこに対する余裕っていうのは…」ブライトンで得た自信
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)グループC第2節、バーレーン代表対日本代表が現地時間10日(日本時間11日1:00キックオフ)に行われる。ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今回のバーレーン代表戦でチームを勝利に導くプレーを見せることができるか。 【画像】サッカー日本代表、バーレーン代表戦の予想フォーメーションはこちら 三笘は昨季終盤戦から腰の怪我により離脱。今回、約7ヶ月ぶりの日本代表復帰となっている。アジア最終予選の初戦である中国代表戦にスタメン出場を果たした三笘は、1ゴール1アシストの活躍でチームの勝利に貢献。中国代表戦について同選手は以下のように話している。 「点を取れない中でも慌てずにしっかりとやり続けたところ良かったですし、やっぱりウイングバックが高い位置に入った時に後ろのサポートだったりリスク管理も良かったですし、そっから縦パスに対してのあのシャドーの動きだったりっていうのは本当にいい距離感ができたので。でも、相手がなかなか前から来ない中でのプレーだったので余裕もありましたし、1人1人が考える時間があったので、次の相手はそうはいかないなと思ってます」 中国代表戦で左ウィングバックでプレーした三笘はWBの役割について「攻撃だけの選手というところでもないですし、守備だけの選手っていうのは求められてないんで、どちらもやらないといけないです。それが代表だと思いますし、それを満たした上で違いを出さないといけないので、そこができないと試合に出られないということだと思いますし、それは1試合目でできましたけど、次の相手にできるかってのはまた違ってくるので、まずそこは、そこまで考えていないです」と話した。 日本代表と所属するブライトンでは役割もシステムも違う。移動距離もある中で、しっかりと調整を行い試合にも臨まないといけない。それについて「日本代表とブライトンで求めることも違いますし、強度も違いますし、移動が入ってきていろんな調整も入ってくるので、そこは毎回アジャストしないといけないと思いますけど、そこに対する余裕っていうのは昔よりもあるかなと思います」と自信を示した。 最終予選の2戦目となるバーレーン代表戦での三笘の活躍に期待したい。 (取材:元川悦子 文:編集部)
フットボールチャンネル編集部