ボール ウォッチから革新に挑んだ「タフネス アラーム時計」&ノルケインから輝く回転ベゼルを備えた「日本限定エントリーモデル」が登場
2024年末に発表された新作時計から注目モデルをピックアップして紹介。耐久性、視認性、精度にも優れる機械式時計ブランド【ボール ウォッチ(BALL WATCH)】は、第3時間帯までの表示とアラーム機能を同時搭載する多機能モデルを発表した。また、2018年にスイスのニドー(ビエンヌ)に設立された完全独立経営を敷く新興ブランド【ノルケイン(NORQAIN)】は、こだわりの文字盤とベゼルを採用した日本限定モデルを発売。コストパフォーマンスにも秀でた両ニューモデルを解説する。 【関連画像】その他の画像を紹介
繊細な多機能モデルでも高品位&タフネスを維持
ボール ウォッチ最新作「ロードマスター モデルA」は、開発におよそ3年かかったという多機能モデル。ムーブメント外周約2周分の長さを有するゴングと、それを打ち鳴らす削り出しのハンマーを組み込み、従来にない豊かな音と音色でオーナーに任意の時間の到来を告げるアラーム機構を持つ。 リューズは4時側がアラーム用で、2時側では通常の用途とGMT針、日付ディスクの早送りが行える。これだけ精密な構造を持ちながらボール ウォッチ特有の耐衝撃構造を確保。さらにリューズをねじ込んだ状態で100m、解放状態(アラーム設定時)でも30mの防水性能を担保する。まさに快作だが、惜しむらくは世界限定333本という点。完売は間近か!?
ボール ウォッチ「ロードマスター モデルA」
Ref.DA9100C-S1J-BKR 88万円 1891年にアメリカで創業し、質実剛健な作りが評価されてきたボール ウォッチが、ブランド史上初となるアラーム機能を実装したGMTモデル「ロードマスター モデルA」をリリース。外装には高品位な904Lステンレススチールを用い、繊細なメカニズムながら5000Gsの耐衝撃性を確保している。直径43.5mmのベゼルにはセラミックトップをセット。文字盤と針に合計29個のマイクロ・ガスライトを備えており、暗所ではバーインデックスがレインボーに光る遊び心あるデザインを取り入れている。 スペック:自動巻き(Cal.RR7379)、毎時2万8800振動、45時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット、サファイアクリスタル風防(反射防止加工)。直径41mm、厚さ15.2mm。10気圧防水。世界限定333本。