角田裕毅超えなるか?Jujuの年間MVP受賞に期待高まる「絶大な影響力を持っている」
日本自動車連盟(JAF)モータースポーツが選出する「ドライバー・オブ・ザ・イヤー2024」に注目が集まっている。 日本人の年間最優秀選手にあたる「ドライバー・オブ・ザ・イヤー」は今年で4年目を迎える。主催のJAFは「今年のコンセプトは『その年最もモータースポーツ業界を輝かせたドライバー』とし、1名を決定して顕彰することとなりました」とホームページ上で呼びかけ、最終候補3人が発表されている。 JAFの掲載順でまず挙げられたのが、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)に史上最年少、日本人女性として初の参戦で脚光を浴びたJuju(本名・野田樹潤=18、TGMグランプリ)。JAFは選出理由を「モータースポーツ業界での認知度・注目度はもちろんのこと、FORBES JAPANの『世界を変える30歳未満30人』に選出されるなど、テレビ、雑誌等一般メディアからの注目度も非常に高い。Juju選手の活躍には従来のファン層だけでなく、モータースポーツになじみのない層も関心を集め、次世代のルーキーながら絶大な影響力を持っている」と説明している。 次に、F1で強烈なパフォーマンスを発揮した角田裕毅(24=RB)。今季は急成長を遂げて世界的な注目を集めており「世界最高峰のカテゴリーで着実に成長を続け、日本のトップドライバーとしてモータースポーツ業界をけん引する存在である」と選出理由を挙げている。 そして最後に坪井翔(29=トムス)。「国内最強のドライバーとしての地位を着実に築きつつあり、実力・話題性ともに今年を代表するドライバーである」とJAFは選出理由を指摘した。 この中から1名が栄えある受賞となるが、JAFは選考基準について「今年の選出基準は、競技の戦績だけでなく『モータースポーツの認知度向上への貢献』『メディアからの注目度』といった視点も重要なポイントとなります」と説明している。 10日まで一般投票も行われ、SNS上では「Jujuさんに全力投票してあります!」「jujuさんに投票しましたよ~」などと期待が沸騰。Jujuの〝角田超え〟なるか注目が集まっている。 一般投票に加えて有識者投票(JAFモータースポーツ振興小委員会、メディア関係者)が行われて受賞者を決定し、29日のJAFモータースポーツ表彰式にて発表される予定だ。 今年のモータースポーツ界の象徴は誰となるのか注目だ。
東スポWEB