w-inds.5年ぶり中国本土公演で上海熱狂!2500人と祝った涼平バースデー 橘慶太感激「行ける国を増やしたい」 25年新アルバム&ファンクラブツアー
人気ユニット、w-inds.が23日夜、5年ぶりとなる中国本土公演を上海のNEW BUND31パフォーミング・アーツ・センターで行った。日本ツアーの追加公演として、2002年に海外初パフォーマンスを行った思い出の地に再上陸。デビュー曲「Forever Memories」など22曲を歌い踊り、来年に新アルバムの発売、ファンクラブツアーを行うことも発表。待ちわびた約2500人の現地ファンを喜ばせた。 上海っ子の大歓声が地鳴りのように響く。会場は2500人で満員。名曲「Feel The Fate」のイントロが流れ、爆音と同時に幕が下りてメンバーが登場。22年前の初ツアーと同じ演出に会場のボルテージは一気に全開だ。 橘慶太(38)が「久しぶりに上海に来れてうれしいです。たくさん楽しんでいってください!」と呼びかけると、ファンは歓喜。千葉涼平(40)は「みんな日本語を分かってくれてうれしい」と大感激だ。 上海で開催された「アジア2002ミュージックフェスティバル」で初訪問以降、10年から単独公演を重ね、今回が4度目の中国本土公演。抜群の歌唱力とダンスで、これまで中華圏の音楽賞で31冠に輝くなど絶大な人気を得ている。 19年11月の前回公演以降、コロナ禍でライブができなくなり、3人から2人体制になったが、ライブ配信や共に歌い踊る新たな見せ方を見出し確実に成長。昨年は初期楽曲なしのツアーを成功させ、今年は初期楽曲のみの構成で5公演だったツアーは17公演と規模が拡大。慶太は「純粋にうれしい」と笑顔。涼平は「改めて過去の楽曲の大切さを感じた」と手応えを実感した様子だ。 ステージでは23年に及ぶ音楽人生の礎を築いた2000年代初頭のヒット曲「Endless Moment」「Another Days」などを力強く熱唱。慶太が上海での初パフォーマンス時に事務所の先輩、DA PUMPのISSA(45)と間違えられたエピソードを話すと爆笑の渦に。節々で日本語の大合唱も起こった。 終盤にはサプライズでケーキが登場し、18日に誕生日を迎えた涼平を祝福する声が飛び交った。来年に新アルバム「Winderlust」を発売し、3月14日からファンクラブツアーを行うことも発表。慶太は「行ける国を増やしたい。自分たちの活動範囲を伸ばしていく」と誓い、涼平は「また会いましょう!」と再会を約束。アジアから世界へ。w-inds.旋風は止まらない。(納村悦子)