パレスチナ国家承認反対 ネタニヤフ政権が決定
【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ政権は18日、パレスチナ和平に関する国際社会の要請を全面的に拒否し、パレスチナ国家の一方的な承認に反対するとの宣言を決定した。パレスチナ国家樹立による「2国家共存」を目指すべきだという国際社会の動きに、政府として反対の立場を明確にした。 宣言では、和平が実現するとすれば、当事者が前提条件なしに直接交渉したときだけだと述べた。イスラム組織ハマスによる「虐殺」に続き、パレスチナ国家を承認することは、テロに報酬を与え、将来の和平を妨げることになると主張した。