【インタビュー】「手ぶらで帰るわけには」パリ五輪 柔道男子60kg級 永山竜樹選手銅メダル
27日、パリ五輪で柔道男子60kg級永山竜樹選手(28)が見事銅メダルを獲得しました。準々決勝ではスペインの選手と対戦。絞め技を受け、主審の「待て」の後も、相手が数秒ほど絞め技を継続。その直後に失神し、相手に一本勝ちが宣告される後味の悪い“不可解な判定”もありました。気持ちの切り替えの難しい中、銅メダルを獲得。試合直後、インタビューにその思いを語りました。 【画像25枚】柔道60kg級 永山竜樹選手の写真を見る 永山竜樹選手: たくさんの方々が応援に来て頂いていたので手ぶらで帰るわけにはいかないなと思って銅メダルを取りに行きました。 --3位決定戦はどんな思いで? 永山竜樹選手:目標は金メダルだったので…。 正直ちょっとキツかったんですけど、両親とか妻とか息子も来ていたし、たくさんの方々が応援にきてくれていたので、その方々のために必ず銅メダル、最低でも銅メダルを取ろうと思って気力だけで戦いました。 これまで…たくさんの方々に支えられて、両親、父親、母親、妻とかたくさんの方々に ここまで来られたので、金メダルは取れなかったんですけど 本当の感謝の気持ちを伝えたいなと思います。 ■永山竜樹(ながやま・りゅうじゅ)選手 1996年4月15日生まれ、北海道美唄市出身。4歳の時に柔道を始める。愛知・大成中学校へ進み、世界カデで優勝。大成高では全日本ジュニア、高校選手権などを制した。東海大学に進学し、1年時に世界ジュニアで優勝。4年時に18年世界選手権で銅メダルを獲得した。19年世界選手権でも銅メダル。23年からはSBC湘南美容クリニック所属に。国際大会で着実に実績を残し、パリ五輪切符を掴んだ。
めざましmedia編集部