「このマークなんだっけ…」釣具を買って釣り場がもっと活性化!
一般社団法人日本釣用品工業会、通称「日釣工」のLOVEBLUE事業って知ってますか?環境美化マークの入った釣具の売上のいち部を財源として、釣り界の発展や社会的地位の向上につながる活動を行っています。今回はその一例として、LOVEBLUEが支援するワカサギの釣り場作りを紹介致します 【画像】「500匹も…」支援後は釣果が増加! 写真ギャラリー
LOVE BLUEの支援で労力は 1/10 以下に。人手不足や技術力を補って釣り場作りに貢献
4 月の声を聞くと、すでに ワカサギ釣りは 禁漁となった場所や 、 間も無く禁漁になる釣り場が多い一方で、湖の中ではワカサギの世代交代、つまり産卵行動が始まるタイミングでもあります。 LOVEBLUE 事業 で は 、 漁業協同組合等の団体が希望する ワカサギ増殖を目的 とした資機材 を支援しています。 人工ふ化器や自然産卵水槽は、それまで 人の手で 1 匹 1 匹のワカサギのお腹を絞って受精卵を作 ってきた方法から、ワカサギの習性を利用してストレス無く 自然に 産卵させ たり、 高いふ化率を実現する人工ふ化器といった専用機材が多く 、導入 後は様々な メリット が あるそうです。 そうした事例を、今回は群馬県桐生市にある梅田湖のケースとして、本事業の支援先である両毛漁業協同組合の 代表理事組合長・ 中島 淳志 さん に教わってきました。
両毛漁業協同組合代表理事組合長 中島 淳志さん
中島「ワカサギ卵はとても繊細で、ふ化器等は使用前・使用後に必ず洗浄・消毒をしないと卵にカビ が発生して死滅する等のリスクがあります。支援いただいた資機材は組合事務所で大切に保管し、毎年のワカサギ増殖作業で 役立てています。おかげ様で梅田湖では、ワカサギの釣果が年々安定してきました」 中島「昨今はシーズン通して釣果の波が無くなってきており、 良く釣れるとお喜びいただいていっます。これは、 釣り人の皆さんがお支払いいただいた入漁料が増殖費用となり、 さらに LOVE BLUE 事業 からの ご 支援でより効果的なワカサギ放流が可能になりました。 もっと 魅力あるワカサギ釣り場にする為の取組みに、是非ご期待ください」