全国高校サッカー選手権出場の鹿児島城西 ホームでプレミアリーグ最終戦
今月開幕する全国高校サッカー選手権に8年ぶりに鹿児島県代表として出場する鹿児島城西。高校年代最高峰となる「プレミアリーグ」の今季最終戦に臨みました。 高校の部活動や、Jリーグクラブのユースなど、東西あわせて24チームが参入する高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U―18プレミアリーグ。 鹿児島城西は、チアリーディング部や地域の子どもたちなどが見守る中、リーグ最終戦を迎えました。 試合は前半9分、城西はコーナーキックから、當眞のヘディングシュートで1点を先制します。さらに前半30分。ディフェンスをかわして山本が2点目を奪います。 前半終了間際に1点を失うも、2対1とリードして試合を折り返します。 後半、帝京長岡に攻め込まれる展開が続く鹿児島城西。後半12分には、ペナルティエリアでファールをしてしまい、PKを与えてしまいますが、GK藤吉が防ぎます。 (鹿児島城西高校3年 藤吉純誠主将)「自分のプレーでチームが勢いづけばいいですし、全国大会のピッチでのPKをイメージして、絶対に失点しないという気持ちで止めました」 しかし、後半39分、43分と、立て続けに失点し、2対3で逆転負け。 西12チーム中、最下位となり、来シーズンはプレミアリーグに次ぐ「プリンスリーグ」への降格が決まるも、全国の強豪チームと1年間戦い抜き、収穫も得たようです。 (鹿児島城西高校3年 藤吉純誠主将)「攻撃パターンや守備で大切なことを全員で同じ画を頭で描くことができたと思う。できない部分に焦点をあてて、そこを改善して全国大会に向けて頑張っていきます」 鹿児島城西の次の舞台は、全国高校サッカー選手権です。今月29日が1回戦で、金沢学院大学附属と対戦します。
南日本放送