父はタイトルホルダー 養成所を早期卒業の“逸材”市田龍生都が選手デビュー「全力で走って強味見つけたい」/松戸競輪
松戸競輪場で4日から「オッズパーク杯(F2)」が開幕する。5レースに出走する市田龍生都(23歳・福井=127期)に話を聞いた。 今節大注目の市田龍生都。5人目の早期卒業生で能力とセンスは抜群だ。 本人は「入所するときから早期卒業するのが目標だったのでそれはよかった。ただ、同期に会えず寂しい気持ちもあります。卒業してからは変わらず福井の方で練習してきました。今月の半ばにはナショナルチームに入る予定なのでそれからの練習地は伊豆になると思います」。 デビューするにあたり父である市田佳寿浩からは「特別なことは言われなかったが『新人選手なんだから胸を借りるつもりで走って来い』と言われました。全力で走ってまずは強味を見つけ、それを更に煮詰めていきたいと思っています」。 周囲からは「S級上位でも即通用」との声が上がっている。デビュー戦はもちろん連勝記録にも期待してしまう程の逸材だ。(アオケイ・松野記者)