【ラグビー】京産大が関西春季トーナメント3連覇。廣瀬監督「4年間で一番順調」
また同日におこなわれた3位決定戦は、近大が天理大を破った。 35-28の僅差をものにした。 先制トライは天理大だった。カウンターアタックからFB上ノ坊駿介がチャンスを作り、好ステップで相手を抜き去ったWTB藤原竜之丞がインゴールへ。7点を先取した。 しかし、スクラムで優位に立った近大は相手の反則を起点に敵陣深くに入り、一度はボールを手放したが直後の相手のパスミスを生かして同点に追いつく(12分)。 その後は天理大に長い時間自陣でのアタックを許したが、フィジカルで引けを取らなかったFW陣がディフェンスで奮闘。 フロントロー全員がジャッカルを決め、前半終了間際に自陣を脱出すると、PGで10-7として前半を折り返した。
後半も一進一退の攻防は続き、天理大に比べゴール前での決定力を見せた近大が10分に15-7とリードを広げれば、5分後には天理大がSO筒口允之の突破で1点差に迫る。 その後も1トライずつ加え、22-21で終盤に入った。 ハイパントでリズムを作った近大が31分にPGを決めるも、天理大は38分にFWでの局地戦を制して先制点以来のリードを奪う。 しかし、またもハイパントから好機を作った近大は、その3分後にCTB西柊太郎がトライ。試合終了間際にも5点を加え、7点差のまま逃げ切った。