次に神戸と対戦の山東泰山が3発快勝! 10番カザイシュヴィリの鮮やかループなどでセントラルコーストを下す【ACLE】
17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第1節の山東泰山(中国)vsセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)が済南オリンピックスポーツセンターで行われ、ホームの山東が3-1で勝利した。 新たなフォーマットで開催されるACLE。日本からはヴィッセル神戸、川崎フロンターレ、横浜F・マリノスが参加するなか、同じ東地区ではバンコク・ユナイテッドとの予選ステージを勝ち上がった中国勢の山東が、オーストラリア勢のセントラルコーストをホームに迎えた。 立ち上がりから主導権を握るのはセントラルコースト。ファーまで流れた右クロスにサビット・ジェームス・エンゴールが合わせていく。 しかし、先手を取ったのは山東。9分、左サイド深い位置でスローインを獲得すると、その流れからのインスイングのクロスにビー・シンハオが頭で合わせた。 その後は互いに次の1点を巡る攻防。セントラルコーストは左サイドからカットインしたルーカス・モラギスの鋭いシュートが枠を捉えるが、GKワン・ダーレイがしっかりと弾く。 ハーフタイムにかけては押し込んだセントラルコーストだったが、山東も鋭い速攻からけん制。それでも前半アディショナルタイム、セントラルコーストの左CKから山東のファウルがVARとOFRで確認され、PKの判定に。ミカエル・ドカが決めて1-1で折り返した。 後半は追いつかれた山東が攻勢。ゴール前に畳み掛けたなか、ボックス右から放ったリー・ユアンイのシュートはディフレクトして枠の左に外れる。 その後も流れは変わらず、67分には途中出場の山東FWクリサンに見せ場。ワンツーでボックス内に侵入すると右足でラボーナシュートを放ったが、左ポストに直撃する。 ついに勝ち越しゴールが生まれたのは74分。ショートカウンターからボックス右でラストパスを受けたヴァレリ・カザイシュヴィリがニアを打ち抜き、山東が再びリードする。 また追いかける形のセントラルコーストは前に出ていく。86分にはFKからのヘディングシュートが枠を捉えるが、GKワン・ダーレイに再度ストップされる。 すると88分、速攻から山東が決定的な3点目。右サイドに抜け出したカザイシュヴィリがループシュートでGKとの一対一を制した。 直後にもペドロ・デルガドのポスト直撃シュートがあった山東。3-1のまま試合を終え、ACLEリーグステージ初戦を白星発進とした。 第2節では、勝利した山東が10月2日に神戸とのアウェイゲーム、敗れたセントラルコーストが10月1日にブリーラム・ユナイテッド(タイ)とのホームゲームに臨む。 山東泰山 3-1 セントラルコースト・マリナーズ 【山東】 ビー・シンハオ(前9) ヴァレリ・カザイシュヴィリ(後29、後43) 【セントラルコースト】 ミカエル・ドカ(前45+9【PK】)
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