3・4・5月精神面での成長「気持ちをつくって打席に入れば、後悔もしない。それが続けば次の打席、次の打席とつながっていく」【柳町達の成長“月誌” 4年目の到達点】
ピッチャーのボールだけに集中できた打席でした
前回(7月10日号)からスタートしたこのコラムですが、あらためて内容について説明をすると、月ごとに振り返っていく形で、技術面、精神面それぞれに“どんな変化=成長があったのか”を、具体的にポイントになった試合も挙げながら書いていけたらなと思っています。こうやって残していくことで、シーズンが終わったときに、僕自身も1年間での自分の意識、考え方の変化を客観的に感じることができる。そして、読者の方には僕の“到達点”を見届けていただけたらと思います。 そう考えると僕自身、このコラムは挑戦ではありますが、それと同時に楽しみでもあるんです。皆さんにも一緒に楽しんでいただけたら幸いです。 ◎ 前回は開幕から5月までの約2カ月間の中で“技術面ではどういう変化、成長があったのか”に焦点を当てていきました。今回は同じ約2カ月間の中で、“精神的なところの変化、成長”について書いていきたいと思います。 気持ち的なところでは、開幕直後から浮き沈みはありました。前回も書きましたが、オープン戦の結果が良くなくて(16試合で打率.185)、開幕一軍には残らないだろうなと思っていたら、残ることができた。ただ、残れたとは言っても、1日後には二軍に。二軍行きを言われたときは、やっぱりちょっとは悔しさもありましたね。とは言え、オープン戦で結果を出せなかった自分もいたので、意外とすんなり受け入れられたんです。状態を上げて、一軍にすぐにでも呼んでもらえるように調整するしかないなとは思っていました。 そういう意味では、すぐに切り替えてはいましたね。でも・・・
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週刊ベースボール