「恋」の季節、翼広げ舞う 北海道鶴居村、タンチョウ飛来
北海道東部の鶴居村にある「鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリ」に、国の特別天然記念物タンチョウが今年も大挙している。この施設は自然の餌が少なくなる冬季に給餌を実施。繁殖期前の「恋の季節」で、雄と雌が向き合って翼を広げ、首を曲げ伸ばししたり軽やかに飛んだりする「求愛ダンス」も見られた。 【動画】タンチョウ、雪原で華麗に 北海道東部の鶴居村
「コーッ」「カッカッ」。15日朝、100羽以上が飛来し、甲高い鳴き声を響かせた。訪れた観光客らは、雪原を華麗に舞う姿を楽しんでいた。 横浜市の藤井彩夏さん(30)は初めて見たといい「美しさに感動。思ったより激しいダンスだった」と驚いていた。 今季の給餌は3月12日までの予定。