アカデミー賞視覚効果賞、20作品を選出 「デューン PART2」「ウィキッド」など
第96回アカデミー賞で日本映画「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞し、日本中が沸いた記憶も新しい中、2024年度の第一次選考通過作品20本が発表された。「デューン 砂の惑星 PART2」や「ウィキッド ふたりの魔女」など、話題作が数多く選出されている。 ワーナー・ブラザースが最多の4作品を送り込んだ。「ビートルジュース・ビートルジュース」「デューン 砂の惑星 PART2」「マッドマックス フュリオサ」「ゴジラ×コング 新たなる帝国」が選考を通過。ディズニー傘下からは、20世紀スタジオの「エイリアン ロムルス」、マーベル・スタジオの「デッドプール&ウルヴァリン」、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズによる実写版「ライオン・キング ムファサ」の3作品が選ばれた。 パラマウント・ピクチャーズからは2作品が選出。リドリー・スコット監督による「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」と、英人気歌手ロビー・ウィリアムズの半生を描く「BETTER MAN ベター・マン」だ。 ユニバーサル・ピクチャーズは、北米で興行収入を伸ばしている「ウィキッド ふたりの魔女」のほか、ライアン・ゴズリング主演のアクションコメディ「フォール・ガイ」、アクションアドベンチャー映画「ツイスターズ」が通過。A24からは、キルステン・ダンスト主演のアクションスリラー「シビル・ウォー アメリカ最後の日」が選考を通過した。 この20作品は12月17日に10作品まで絞られ、最終的な候補作5本は第97回アカデミー賞のノミネート発表で明らかになる予定だ。