インテリアに取り入れるのが難しいと感じる色は?意外にも1位は緑色。気になる2位は…
部屋に大好きな色をたくさん取り入れたいけれど、なかなかうまくできない、しっくりこない……そんな人も少なくないのではないでしょうか。イギリスの会社が行ったある調査で、インテリアのカラーコーディネートにおいて、人々を悩ませている色のトップ10が明らかになり、意外なカラーがランクインしていることが判明しました。 覚えておきたいスタイリングのルールやコツとともに、レポートします。 【写真集】インテリアで「最も合わせにくい色」ランキング。意外な色が1位に⁉
色の組み合わせの難しさ
インテリアの上手なカラーコーディネートのコツは、使用する色のトーンや陰影(明度)を合わせたり、逆にあえて合わせなかったり(ミスマッチさせたり)すること。さらに、寒色と暖色、鮮やかな色とくすんだ色、派手な色と柔らかい色のバランスをとることなども、重要なポイントになります。 とはいえ、本当に気に入った色の組み合わせを実現するのはなかなか難しいもの。なかには、その他の色と比べて特に合わせにくいものもあります。 例えば、最もシンプルな白は、どの色ともよく合います。ですが、くすんだ濃いオレンジ(バーントオレンジ)やスチールグレー、スチールブルーなどをベースカラーにしたい場合、合わせる色を選ぶことは、どうしても難しくなってしまいます。 イギリスのインテリア&キッチン関連商品の専門店、マグネット社のジェン・ナッシュさんによると、色の受け止め方には主観的な側面もあることから、「正しい組み合わせ」は存在しないとのこと。ただ、失敗しにくい組み合わせや、検討するときにおさえておくとよいポイントがいくつかあるといいます。 では、どの色が最も他の色と組み合わせにくいのか、マグネット社がグーグルの検索データに基づいて行った調査の結果をまず見てみましょう。
組み合わせが難しいと思われている色ランキング
1. グリーン 2. ブラウン 3. グレー 4. パープル 5. レッド 6. ブルー 7. オレンジ 8. ピンク 9. イエロー 10. ネイビー この順位を見て最も驚くのは、従来は組み合わせが難しいとされてきたオレンジやピンクなどの大胆な色が下位に入っていることでしょう。そのいっぽうで、より落ち着いたグリーンやブラウン、グレーが上位に入っています。