OpenAIのサム・アルトマンCEOによると、我々はAIを「使いこなせる」ようになるべきだという。

サム・アルトマンは学生たちに、AIテクノロジーをマスターして、将来の仕事に備えるようアドバイスしている。 アルトマンはAIの影響を、さまざまな機会を増やしたコンピューター・プログラミングに例えている。 AIは、人間の創造性を向上させ、がんなどの病を治す可能性もあるとアルトマンは考えている。 驚くようなことではないかもしれないが、サム・アルトマン（Sam Altman）は、人工知能に仕事を奪われることを心配している人々は、AIを使いこなせるようになるべきだと考えている。 アルトマンによると、何を勉強したら将来に生かせるか悩んでいる高校生や大学生は、AIテクノロジーの使い方を学ぶべきだという。 「こうした新しいツールは、使いこなせるようになった方が断然良い、なぜなら未来の仕事がどんな風になるのか、はっきりとは分からないのだから」 2024年9月26日にテキサス州ダラスで行われたインディード（Indeed）のカンファレンスで流された、クリス・ハイアムズ（Chris Hyams）CEOによるインタビューの中でアルトマンはそう述べた。 「仕事はたくさんあるだろうし、今の仕事と違っているものもあるだろうが、我々がやるべきことはなくならないと確信している」 自身が学生だった頃はコンピューター・プログラミングを勉強することに対して、同じことが言われたものだとアルトマンは述べた。コンピューター・テクノロジーは、多くの仕事を奪うと考えられていたという。 「僕の場合は『そうか、そういうことなら、このツールを使いこなせるようになった方が良いな』と、はっきりと分かっていた」とアルトマンは述べた。 ChatGPTを開発したOpenAIは、営利企業への改編に取り組んでいると報じられており、それによってアルトマンは、さらに数十億ドルも得る可能性がある。アルトマンがそのことについて、また最近退社したCTOのミラ・ムラティ（Mira Murati）について、ハイアムズに語ることはなかった。