大神いずみ「飛ぶバット」は1本5万円!野球をするにはお金がかかる。男子3人の食費もかかる…大根1本350円の衝撃」
◆保護者もお揃いのユニフォーム ありがたいことに… いま瑛介の所属しているチームは、選手には一通りチームで揃えるユニフォームや野球バッグ、防寒着などがあるのだが、保護者に関しては全員必ず揃えなくてはならないものが、ほとんどない。パーカーやジャンパー、ネックウォーマーに帽子、バック、足元まで保護者全員揃えなくてはならないチームもあると聞くが、それがほぼないのは子供が野球を学ぶ以外のことに負担が少なくて、実にありがたい。 公式戦のとき同じチームがまとまって見える統一したユニフォームは便利だけれど、入部とともに常に親も統一ファッション、厳しいルールが科せられて、気づいたら子供の野球より親の負担が重すぎてチームを変わらなければならないようなことになるのは、ちょっと本末転倒、誰のためのルールなのかと疑問だ。 そういえば地域の学童チームのとき、保護者の方から声が上がり、チームで保護者お揃いのパーカーやウインドブレーカーを作ろうと言う案が出たことがある。 試合に行くと強そうなチームはみんな、親もガッ!とお揃いのTシャツやパーカーを着ている。 子供より大人のほうが団結している感があり、側から見てそれだけで圧倒されてしまいそうだ。 でもその当時の監督からこんなことを言われた。 「野球はこの先ますますお金がかかっていくものなんです。中学、高校、大学と。できるだけ子供の野球に必要なもの以外にお金をかけるのは、今は控えた方がいいんじゃないか」 その通りだった。 中学では硬式野球ができるグラウンドへの遠征費がかなりかかった。 高校に入って大阪に留学させたけれど、学費生活費のほかに治療費もかさんだ。息子はベンチ入りメンバーではなかったが、野球部規定のウエアを揃えるのにも、応援に行く交通費も頻繁にかかっていた。 経験しないとわからない出費は決して少なくなかったように思う。 さて、来年からは未知の大学野球。そして、 次男の中学野球も一番忙しい学年を迎えて、我が家の愛車の走行距離はどこまで伸びるやら…。 ふぅ。 本日の長~いひとりごと、おしまい。 そばで寝て聞いていたミッキーも、飽きてこんな顔に…。
大神いずみ
【関連記事】
- 大神いずみ「野球選手の家族として、怪我と病気が一番怖い。丈夫な体を作る食事を作り、1日でも多く野球のできる体でいてほしい」
- 大神いずみ「夫・元木大介が巨人軍のコーチ業を終え、5年ぶりに家にいる。久々の家族団らんに、スープの味も違って感じる」
- 大神いずみ「高校野球を引退したはずの長男が、国体のメンバーに選ばれた。履正社に入って最初で最後のユニフォーム、最後の一振りは…」
- 大神いずみ 元木翔大、最後の試合は「4番、サード」。夫・元木大介が戦力外通告を受けたときは妊娠5ヵ月、引退を決めたのは父の言葉だった
- 【読者手記漫画】絶縁した実家へ5年ぶりに行き、ゴミの山で暮らす両親に愕然!父は98歳、87歳母は重度の認知症に。「私がやるしかない」と覚悟を決めて