林咲希、驚異3P成功率62・5%で最多19点 大会MVP「カメラ抜かれていたのでエブリンかと思った(笑い)」
◆バスケットボール女子 ▽強化試合(21日・北海きたえーる) パリ五輪に向けた強化試合で、世界ランク9位の日本代表は、同3位のオーストラリアに95―87で勝利し、格上に2連勝。わずか12人のし烈な五輪代表争いの最中、WNBA選手不在も、高さとシュート力を誇る強豪から2戦連続白星を奪い、金メダルを目指す本番に弾みをつけた。 この日は、主将の林咲希(富士通)が3ポイント(3P)8本中5本成功。成功率は驚異の62・5%で、最多19得点を挙げた。要所でチームを救う3Pを成功。20日の試合もチーム2位の15得点し、この大会のMVPを受賞した。「(馬瓜)エブリンがカメラに抜かれてたので、エブリンかと思った。ちょっと違ったみたいで(笑い)。みんなで頑張った結果です」と笑顔で語った。 パリ五輪代表はわずか12人。し烈なサバイバルも“最終局面”。次は7月4、6日に東京・有明アリーナで、世界ランク26位のニュージーランドと戦う。 日本は、パリ五輪で1次リーグC組に入り、世界1位の米国、同6位のベルギー、同19位のドイツと戦う。 ▽日本の代表候補メンバー 【PG】 吉田亜沙美(アイシン) 町田瑠唯(富士通) 宮崎早織(ENEOS) 【SG】 本橋菜子(東京羽田) 山本麻衣(トヨタ自動車) 川井麻衣(デンソー) 【SF】 林咲希(富士通) 内尾聡菜(富士通) 東藤なな子(トヨタ紡織) 平下愛佳(トヨタ自動車) 【PF】 宮澤夕貴(富士通) 馬瓜エブリン(デンソー) 赤穂ひまわり(デンソー) 馬瓜ステファニー(サラゴサ) 野口さくら(アイシン) 【C】 高田真希(デンソー)
報知新聞社