写真：ゲッティ

7月27日に開幕したパリ五輪のテニス競技。シングルス女子の大坂なおみ選手(26)は元世界ランク1位のドイツのアンゲリク・ケルバー選手に敗退。初戦で姿を消す結果となりました。 【画像7枚】大坂なおみ選手の激闘を見る 去年7月出産し、今年1月からツアーに復帰した大坂なおみ選手(世界ランク102位)は東京五輪に続いて、2回目のオリンピック出場。 初戦の相手となったのは、今大会で引退することを発表したドイツ、アンゲリーク・ケルバー選手(同217位)。 大坂選手、ケルバー選手はともに元世界ランク1位。これまでの対戦で、大坂選手は2勝4敗と負け越している選手を相手に熱戦を繰り広げました。 第1セットは、大坂選手が先に第4ゲームをブレークしましたが、第5、第11ゲームでブレークを許し、5－7で第1セットを落とします。 第2セットも大坂選手の強打に対し、粘り強く返してくるケルバー選手。大坂選手を左右に走らせ、ミスを誘います。 大坂選手は第7ゲームで、ケルバー選手に先にブレークを許し苦しい展開に。 そしてゲームカウント3-5で迎えた第9ゲーム。最後は、大坂選手のボールがネットにかかり、セットカウント0－2で敗退。 大坂なおみ選手が初戦で姿を消すまさかの結果となりました。 ■大坂なおみ選手 1997年10月16日生まれ。大阪府大阪市出身で、ハイチ系米国人の父親と日本人の母親を持つ。 日本人初の四大大会王者。2018年、2020年全米OP優勝 2019年、2021年全豪OP優勝。元世界ランキング1位。 去年7月の出産を経て、今年1月からツアー復帰。 オリンピック出場は、3回戦で敗退した東京オリンピックに続いて、2回目。