中日・立浪監督の退任は「根尾昂」にとって朗報か 伸び悩む“優等生”を開花させる「新監督の条件」とは
話し合いの必要
根尾の場合も同じだ。新監督の掲げる野球観に根尾がうまくフィットするかどうかが焦点になる。 「率直に言って、根尾くんは中日の首脳陣に振り回された面があると思っています。そのため監督交代は、心機一転するいいチャンスです。もし新監督が根尾くんの将来を真面目に考えているのであれば、1対1でじっくりと話し合いを持つ機会を作るのではないでしょうか。根尾くんには優等生すぎるところがあり、チームの求めに応じて様々なポジションを対応しようと努力を重ねてきました。しかしプロ野球選手にとって最も大切なことは『こういう選手になりたい』という強い思いです。根尾くんがどんな選手になりたいのかじっくり耳を傾け、一緒にゼロから考えていけるような監督であれば、根尾くんにとっては理想的だと思います」(同・広澤氏) 註1:〈立浪監督退任〉中日は観客動員好調も「立浪効果」ではない? 細川、涌井、外部補強成功も「勝てる監督」を望む声(AERAdot:9月19日) 註2:“SNSの標的”渦巻いた物議、限界超えた退任要求…立浪監督が果たせなかった「2つの約束」(Full-Count:同) デイリー新潮編集部
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