鈴木誠也、2試合ぶり安打&今季13盗塁目マーク カブスは完封負けで同地区最下位パイレーツに痛恨2連敗
● カブス 0-5 パイレーツ ○ <現地時間9月3日 リグリー・フィールド> シカゴ・カブスが完封負けを喫し、5カードぶりの負け越し。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、安打と盗塁を記録した。 パイレーツ先発は今季8勝を挙げているルーキー右腕スキーンズ。初回の第1打席は、フルカウントから内角高めボールゾーンへ投じられた球速100.9マイル(約162.4キロ)のフォーシームを詰まりながらもセンター前へ。2試合ぶりに安打をマークし、続くコディ・ベリンジャーへの初球で今季13個目の盗塁に成功。その後、二死満塁と好機を作ったが、チームは無得点に終わった。 2回裏、二死満塁の好機で第2打席を迎えるも、160キロ前後のフォーシーム4球でカウント1-2と追い込まれ、最後は外角のスライダーにタイミングが合わず投ゴロ。この回も先制点を挙げることはできなかった。 2点を追う5回裏の第3打席は、フルカウントから内角への98.7マイル(約158.8キロ)のフォーシームを強振。あわや本塁打という打球を放つも、左中間フェンスギリギリで左翼手レイノルズがジャンピングキャッチ。あと一伸び足りず、惜しくも左飛に終わった。 8回裏の第4打席は3番手右腕モジンスキに対して空振り三振に終わり、4打数1安打、1三振、1盗塁という内容。今季成績を打率.275、19本塁打、13盗塁、OPS.835としている。 敗れたカブスは同地区最下位パイレーツに痛恨の2連敗。ナショナル・リーグのワイルドカード圏内まで4.5ゲーム差に広がった。
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