「先月建てたばかりの家が…涙が出てくる」道路寸断や余震で救出作業が難航 能登半島地震から丸3日
大塚 郁弥記者 「今、まさに警察による捜索・救出活動が行われています」 一方、1日の地震以降、親族がこの家に住む3人と連絡が取れなくなっていて、京都府警と愛知県警の応援部隊20人以上が瓦礫の中に人がいないかを確認していました。 家族を探している親族 「『ここにいたよ』っていう連絡が来たら一番良いんですけど。これだけ連絡がつかないところにいたらどうなるか…。見つかってほしいという思いです」 警察によりますと、親族の女性はその後別の場所で3人の無事を確認、現場に取り残された人はいなかったということです。 突然の地震により、大切な家族の安否確認でさえ難しくなっている被災地。ライフラインは寸断され、避難者たちの生活は深刻さを極めています。午前8時現在、県内の14の自治体で依然断水が続き、輪島市内の温浴施設では避難者が生活用水に使う水を汲んでいました。 帰省中に被災した男性 「元々貯蓄していたので、飲んだりする水はそれで大丈夫だが、トイレの水や手を洗ったりする水が無いので。ここだったら…トイレの水だったら構わないので」 能登半島地震の発生から4日で丸3日。支援物資の継続的な調達が課題となっています。
北陸放送