＜ロ・ソ＞4回、近藤に先制適時打を浴び、ガックリの佐々木（撮影・木村　揚輔）

　◇パ・リーグ　ロッテ2ー4ソフトバンク（2024年4月23日　ZOZOマリン） 　ロッテはソフトバンクに2－4で敗れ、4連敗となった。先発した佐々木朗は7回3失点で今季初黒星を喫し、球団通算1万試合の節目を白星で飾ることはできなかった。 【写真】＜ロ・ソ＞7回、有原（左）からソロを放つポランコ 　3回には今季初の160キロ台となる160キロをマーク。球場の観客を沸かせた。3回まで32球と力で押した。 　しかし、4回にソフトバンク打線につかまった。今宮、柳田に連打を許すと、1死一、三塁から近藤に左翼への先制適時打を打たれた。続く中村は一ゴロに打ち取ったかに見えたが、併殺を狙った一塁・上田の悪送球の間に1点を失った。 　7回には1死一塁から牧原に二盗を許し、1死二塁とされると、川村に左翼への適時二塁打を打たれた。 　打線は5回に山口の2号ソロ、7回にポランコの4号ソロと一発を放ったが、苦手・有原を攻略できなかった。 　佐々木朗は今季初黒星を喫し、22年5連勝、23年4連勝に次いで自身3度目の開幕3連勝はならなかった。球団通算1万試合の節目の試合を任され「縁あって1万試合目のゲームに先発することになり、とても光栄に感じる」と話していた右腕だったが、勝利をプレゼントできなかった。