“休日スラックス”でTシャツ&サンダルに上品さをプラス!選びのコツは「クラシックな専業ブランド」
スラックスは休日の行動の幅を広げる服。夏のワードローブに加えたい真意である。 そこで「フミヤヒラノ ザ トラウザーズ」平野史也さんに、休日スラックスのコツを聞いてみた! ▶︎すべての写真を見る スラックス上手な着こなしを通じて、ユルすぎずカタすぎない、理想の「休日専用スラックス」を紐解いていこう。
海上がりにスラックスでレストラン、もいいですね
股上深め、インタック&ツープリーツ。平野さんが手掛ける「リージェント」というモデルは、これぞ英国ど真ん中の仕様。 生地はコットンだ。このスラックスを、白Tにエスパドリーユ、肩掛けニットで程良くドレスダウンしてくれた。格好いい。 「ありがとうございます(笑)。スラックスにTシャツは、ロンドンの若い子たちもよくやるんですよ」。スラックスの古着が手頃な価格で買えるのも理由のひとつだとか。 「スラックスを一点投入するだけで、ぐっと上品な装いになります。例えば海上がりに、ショーツではなくスラックスを。そのまま洒落たレストランに行くのもいいですよね」。
名門の王道モデルをモダンにアップデート
フランスが誇るパンツ専業ブランド、ベルナール ザンス。その名品「BAC」を、すっきりシルエットに進化させたコットンスラックスである。シャワーサンダルでハズしても上品さは揺るがず。
合わせで探るスラックスの可能性
ゆったりとした腰回り、美しいテーパード。イタリアンクラシックの王道といえるコットンスラックスに、アウトドアブランドのプリントTを合わせてみる。意外にいい。スラックスの懐は深く広いのだ。
裾出しもチノよりぐっと“上品増し”
チノ代わりに打ってつけのスラックスを発見した。コットン×リネンのツイル生地を採用。ノータックながら腰回りとワタリにゆとりがあるのもチノライクだ。プリントTの裾出しが上品に決まる。 箱島崇史、丸益功紀(BOIL)=写真 野上翔太=スタイリング 加瀬友重=文
OCEANS編集部