土屋太鳳「感情が切れる瞬間がない」 “台風と恋”が見どころの「海に眠るダイヤモンド」第2話
俳優・神木隆之介(31)が主演を務めるTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)は、3日に第2話が放送される。端島の鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を演じる女優の土屋太鳳(29)が、作品の注目ポイントを明かした。 【写真】「海に眠るダイヤモンド」端島にある鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を演じる土屋太鳳 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。 土屋が演じる百合子は、一見自由奔放に生きているように見えて、過去の出来事からコンプレックスを抱えている…という役どころ。土屋は「このドラマを通して、違和感なく当時の端島の魅力を知っていただけるのではないかと思います。通常のドラマだと、恋愛だったら恋愛、仕事だったら仕事、とテーマが分かれてしまいがちですが、この作品は役それぞれの人生を描いていて、その中での恋愛だったり友情だったりの物語があるので、見ていて感情が切れる瞬間がない点が見どころです」と注目ポイントを紹介した。 2話の注目ポイントは「台風と恋」。土屋は「端島の台風は本当に大変で、海風が激しいので波が覆い被さってくるんです。その状況で百合子の家庭もかき乱されていくのですが、それにより、百合子の中で幼馴染の存在がどれほど大きいか、強く伝わる内容になっています」と明かし、「恋愛関係がどう発展するのか、その点も興味深く見ていただけるのですが、まずは“人としての思いやり”が深く描かれる2話となっています」と呼びかけた。