阪急うめだ名物「8m巨大ツリー」今年も、光に包まれる今だけの異空間
■ 煌めくミラーボールツリー、カメラ向ける人も
きらびやかなミラーボールツリーやメリーゴーランドが登場し、遊園地のようなわくわく空間で買い物を楽しめる『クリスマスマーケット 2024』が「阪急うめだ本店」(大阪市北区)で開催中。今年はイートインの欧州グルメなどフード店舗を増やし、雑貨、アパレルを含む関西最大級の約100店舗が大集結する。 【写真】1回300円、「メリーゴーランド」も館内に 阪急のクリスマス名物といえば、9階「祝祭広場」の吹き抜け大空間をいかした約8mのミラーボールツリー。11月21日からは毎時00分からの音楽と光の幻想的な4分間ショーが始まり、開始ブザーとともに、広場横の大階段に集まった買い物客らが一斉にカメラを向ける姿が。ツリー下では親子連れがメリーゴーランドに乗車して楽しむ姿もあり(1回300円)、欧州のマーケット風景を彷彿とさせる雰囲気が漂う。 マーケットは9階の2会場で展開され、担当者は「お買い物だけでなく、ここがクリスマスを盛り上げる目的地になれたら。12月4日からはさらに店舗が増えますので、昨年から倍増する実演ブースのフード店など、この時期ならではのグルメとともに会場の雰囲気も楽しんでもらいたいですね」と話す。 その一方で、今年のクリスマスは平日のため「お家でのクリスマス」もポイントに。会場でスタッフが着用しているクリスマス柄が愛らしいセーターや子どもも使いやすいメラミン食器など、家族向きのものも充実させたそう。
■ 「ツリーもほしい」という要望に応え…生木も!
欧州のログハウス風のブースが並ぶ「祝祭広場」は、ギフト向きのスイーツをはじめ、オーナメント、クリスマスカードなどがスタンバイ。サンタやツリーの華やかなアイシングクッキーがキュートな「ベリーデコ」では、詰め合わせBOXの販売ほか、その場での手作りも体験できる(1日5回・1980円)。また、「ザ・ワールドクリスマススイーツ」では、シュトーレンなど好みの菓子を選べ(量り売り50gあたり540円)、自分へのご褒美にもぴったり。 イートインを楽しみたいなら「催場」へ。「Kmaison」では、特製スパイスのソースが効いた「カリーブルスト」(681円)といったソーセージ料理やビール、バターが香るプレッチェルやドイツ風スープの「ラーヴ」、英国風ミンスパイの「ローザンベリー多和田」など、欧州グルメがそろい、いずれも単品では1000円以下で味わえるのがうれしい。 昨年好評だったドイツのクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」も登場し、現地の店舗風にカラフルな外壁まで再現された空間には、雑貨が盛りだくさん。丁寧に手作りされるオーナメントや卵型のお香人形「スモーキー」は、毎年1個ずつ買い足してコレクションする客も多いという。 さらに、今年は「ツリーもほしい」という要望に応え、生木のクリスマスツリーセット(オーナメント付き・7800円~)が初登場。1m弱のものはマンションでも飾りやすいサイズで、生木という本格派を手軽に楽しめるよう、1万円以下でも購入できるラインアップに。 『クリスマスマーケット 2024』は9階・祝祭広場&催場にて、12月25日まで開催。12月3日は催場のフードゾーンは一部休業。メリーゴーランドのチケット販売は「アソビュー!」などのオンライン販売のみ(会場での販売なし)。詳細は公式サイトにて。 取材・文・写真/塩屋薫