後半ATだけで“9ゴール”と驚異の勝負強さ ラ・リーガ首位に立ったアトレティコはこのまま頂点を狙えるチームだ
シメオネ・アトレティコらしい勝ち方と言えるか
21日にラ・リーガ第18節でバルセロナと対戦したアトレティコ・マドリードは、後半アディショナルタイムにFWアレクサンデル・セルロートが決勝点を挙げて2-1で勝利。ラ・リーガの首位に立った。 実にアトレティコらしい勝ち方だったと言えよう。このゲームではバルセロナに19本ものシュートを打たれており、終盤は危ないシーンが続いた。それを必死に耐え抜き、アディショナルタイムにセルロートが決勝点。守ってからのカウンターはディエゴ・シメオネ率いるアトレティコらしいものだったと言える。 今季はこうしたゲームが多く、アトレティコがリーグ戦で後半アディショナルタイムに得点を奪ったのはこれで9点目。今月8日のセビージャ戦は4-3と激しい撃ち合いだったが、それも後半アディショナルタイムにFWアントワーヌ・グリーズマンが得点を決めて勝ち切っている。 スペイン『Tribuna』によると、アトレティコが後半アディショナルタイムに決めた得点数は現時点で今季5大リーグNo.1となっている。 まだリーグは折り返しだが、アトレティコに粘り強さが出てきたのは面白い。今季のアトレティコには頂点を狙うだけの力がある。
構成/ザ・ワールド編集部
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